ハンガリー日記

ハンガリー日記
写真は久しぶりに晴れた日の英雄広場

日本を出発してはや10日、ハンガリーに到着して8日経ちました。
みなさまお変わりありませんか?
ここハンガリーはかなり暖かく、私が滞在していた時は、
丁度今日初雪が降ったりしたものですが、そんな気配は全くありません。
4年ぶりのハンガリーですが、ますます物価が値上がりし、
ハンガリーの人々の生活は苦しそうです。
公共料金の値上がりが著しいようです。
その中で不動産の価格は下がっているようです。
おおきい家を持っている人は売って、小さい家に引っ越したいらしく、
街のあちこちに、「売ります」の広告が目立ちます。
それでもちっとも売れないのが現実のようです。
センターから電車で40分ほど離れたペスト側の40㎡くらいのアパートで300万フォリント(今のレートで約140万円)くらいで買えるそうです。
日本人が購入する場合、手続きが大変ですので、いくら安いからと言って、
簡単に購入はできませんが、今が買い時という感じではあります。

こちらでは古い友人に会ったり、商品を購入したり、充実した生活を送っていますが、とてもショックなことがひとつありました。

私たち親子のピアノの先生だったジュジャネーニが病気になっていました。もうおかあさんのこと以外思い出さないそうです。
ピアノも弾きたくないのだそうです。
お子さんのこともお孫さんのことも思い出せないらしいです。
自宅で介護の女性と共に暮らしているということです。
4年前はお元気でした。
リスト音楽院を卒業し、長い期間ラジオ局の音楽学校でピアノを教えていました。
ドイツ語が堪能で、自宅でドイツ語の教師もやっていました。
元ハンガリー領現ルーマニアのエルデイ(トランシルバニア)出身で、
今80歳。
私にとっては最大の哀しい出来事でした。
もうあの陽気なジュジャネーニに出会えないのかと思うと、
神様のお計らいをうらめしく思います。

さて、ハンガリーでの収穫ですが、やはり自分の足で歩いてみると
いろんなことが発見できて、「旅費をかけても来てよかった」!」の一言につきます。

民族衣装や刺繍製品をたくさん入手できました。
でも持参するには制限がありますので、
また来なければなりませんね。
今度はツアーを組んで来られるといいでしょうね。

今日はユネスコ文化遺産に登録されているホロークー(編集表記上はホローケーと表記しなければなりませんが、耳に聞こえるのはホロークーです)の村に連れ合いを連れて行ってあげようと思っています。

日曜日なので、民族衣装を着たおばあさんたちがいることを期待して!

ではみなさま、ミンデン・ヨート・キーヴァーノク!(ごきげんよう)

ハンガリアンピアツ小さな木の実 店長 木の実


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